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2012年7月16日 (月)

評価に使用する用字用語

夏休みを前に、3学期制の学校では通知票を完成させ、学年で読み合わせたり、管理職の目を通してもらったりしていることだと思います。わたしの勤務校では2学期制をとっていて、9月に通知表を作成し、10月初旬に配付することになっています。

毎年、話題になりながら決着を見せずもやもやとしたものが残るものに、「漢字で書くのか、仮名で書くのか」という、表記の問題があります。
今年度、自分が評価の担当者になっていることから、学校としての表記の基準を作っていけないかという声を受けていろいろと調べています。
まずは、自分が勤務している自治体の例規にはこのようなものがありました。
「横浜市行政文書作成要領」の制定等について

ここでは「句点は「。」(まる)、読点は「、」(てん)を用いる。」などの記述があります。
漢字については、「「常用漢字表」(平成22年11月30日内閣告示第2号)の本表及び付表(表の見方及び使い方を含む。)とあり、さらに「漢字の音訓使用及び送り仮名の付け方については、併せて「公用文における漢字使用等について」(平成22年11月30日内閣訓令第1号)による。」としています。

自分が納得のいかなかった表記として「友だち」があった。常用漢字表付表に「友達」という表記があるにもかかわらず「友だち」とすべきという考え方をいわれたことがあったからです。
「達」の読みは「たつ」と読み「たち」と読ませることはありません。「私達」と書くことは誤りで「私たち」と書くのが正しいのです。ここまでは、常用漢字表本表の読み方によります。ところが、付表に「友達 ともだち」の表記があり、当て字として認められている漢字の使い方なのです。

もう一つ「子ども」があります。「子どもは「お供えものではない」という考えから「子供」とは書かない。」と、学生時代から指導された記憶があります。私的な文書では「個人の信条によりこのように表記します」というのは認められるとしても、「公文書」としての性格をもつ通知票でそれが許されるかというと、微妙なところです。そう思って調べたら、ありました。先の内閣訓令第1号別紙に「次のような接尾語は,原則として,仮名で書く。例 ども(私ども)」(ほかの例は省略)との記述があったのです。
つまり、「子」に複数を表す接尾語「ども」が添えられているという解釈です。最近の用例を見ると「一人の子ども」という場合もあり、矛盾しているようにも感じられますが、言葉の使われ方の変化とみると、わたし自身は納得できました。

常用漢字表にあるとおり、これらは「漢字使用の目安」であり、「うちの子がもらってきた通知票が常用漢字表と違う!」と学校にクレームをつけるのは違うと思います。電算化にともない限られた字数でより具体的に伝えようとするあまり漢字が多くなってしまったり、語感を大切にすることから平仮名をつかったりすることもあるからです。よく分からない場合は担任の先生に尋ねてみることをおすすめします。

なお、このブログについては、個人的な文章のため、漢字の使い方について厳密ではないことをご了承ください。

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