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2009年8月 8日 (土)

泳げない子ども増加の背景は

リンク: 泳げない子ども増加の背景は.

いろいろとご意見のあるところだと思うけれど、自身の経験と記憶だけで教育論を語られるところが、バッシングを生みやすい分野なのだろうな。2,30年も前と社会背景が違う中で、昔話をしても実態に即していないことが多い。さらに、独りよがりな話ばかりが多く、検証されていない前提の元に語られていることが多いですよね。

さて、本題。
低学年の水泳の授業が水遊びに見えるのは、正しいです。
新指導要領にも「水遊び」と明記されており、泳ぎ方の指導については一切記述されていません。
中学年では 「泳ぐ運動では,補助具を使ってのキックやストローク,呼吸をしながらの初歩的な泳ぎをすること。」
高学年では、「運動の楽しさや喜びに触れ,その技能を身に付けることができるようにする。」とした上で、クロールと平泳ぎを続けてて長く泳げるようにすることとしています。

学校体育は、これからの長い人生の中で、運動を楽しみ健康に過ごそうとする気持ちを大切にしています。技能を身につければ楽しさを感じますが、スパルタ式でがんばってつらい記憶しか残らなければ、生涯体育へとつなげていくことができません。もちろん、できないままでは、運動しようとも思わないでしょう。なので、「訓練だからとにかく泳がせればいい」とか、「泳げなければ放っておく」とか、あり得ません。

民放のニュース番組では「採用試験で水泳がないからだ」と結論づけた報道も見ましたが、新採用ばかりで水泳指導をしているわけではありませんし、論点のすり替えだと思いました。

「体育専科にすれば」というご意見も、ごもっとも。でも、それだけの人材をどの様に確保するのでしょうか。中学のように、教科担任にするのでしょうか。一点だけ見てのご意見は、説得力に欠けます。

「着衣のまま水に落ちた場合の対処の仕方については,各学校の実態に応じて取り扱うこと。」ということが新指導要領に書かれており、水難事故に遭遇したときの対処のためだけに、水泳学習があるわけではありませんので、誤解のないように。

ゆとり教育で云々という報道もありますが、12時間が10時間になっています。私の学校では2時間続きで行いますので回数にして6回が5回になったことになります。「あと1回あれば、25m泳げるのに」と思う児童も多くいます。だから、この話にはうなずけます。でも、6回にしても、7回にしても、「あと1回あれば」という児童は必ずいますし、総時数や授業日数、各教科(体育を含む)の授業内容とのバランスを考えると、妥当なところだと思います。

一番は、個性を大切にするようになり、みんな違ってみんないいので、「25m泳げなくたっていい」と、勘違いしている保護者が増えているのではないのかと、個人的には、仮説を立てて考えています。(保護者がそう考えるなら、子どもも同様に考えがちであるので、主は保護者です)

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