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2005年10月17日 (月)

H15.1.11 学校経営計画の反省と2学期制導入

H15.1.11
今年も学校経営計画の反省の時期が来ました。毎年行われ、改訂されていきます。
さて、今回はその中で出てきたことから、今、目の前にだされている仕事についてです。

小学校で2学期制を導入という話は聞いたことがあるでしょうか?10月半ば頃を境に前期、後期に分けよう、というものです。本校でも平成16年度から導入の予定で、その準備機関を来年度設置しようと、経営計画反省で出されました。
今までは、3学期制です。1学期は夏休みまで、2学期は冬休みまで、3学期は春休みまで。これからは、そうではなくなるのです。なぜかというと、この仕事の一番の山場は、やはり成績つけ。通知票を書くということは、それなりの時間と労力のいることなのです。週5日制が完全実施され、時間的な余裕が少なくなっている今、3回行っていたことを2回にしましょうというのです。

2学期制自体は賛否両論あるので、ここで論じるつもりはありません(個人的には、3学期制の方がいいと思う。子どもにとってみると、「努力の結果が反映されにくくなる」→「やる気がなくなる」、そうでしょう!?)。
僕が頭に来ているのは、「先を見通していない、愚かさ。または、二転三転する教育行政」に対してです。週五日制を導入して時間がなくなるなんてことは、明白の理。どこかで合理化していかなければ、という気持ちは分かりますが、今は、新指導要領に沿った教育課程(各教科で何をどういう順番で教えていくか)を編成している真っ最中。当然、3学期制が大前提です。2学期制にするとなると、少なからず再編にせまられます。だったら、何で今年度から実施にしなかったのだろう?仕事を減らすための改革が、逆に仕事を増やす結果に。
先を見通した教育を、、、と声高に叫んでいるお偉いさんのやることは、よく分かりません。

さらに腹立たしいのは、新指導要領で3割カットになった学習内容。当初の文科省(当時文部省)の見解は、「それでも問題解決能力が大切だから」と、抜本的な教育改革に踏み切ったはず。なのに、その後の学力低下が不安だという世論に押され、「最低レベルを示しただけ」と、やはり二転三転。どんな圧力がかかったか知りませんが、「土曜日がなくなり時間が少なくなる」→「内容をへらさざるを得ない」→「学力低下が懸念される」なんてこと、小学生でも分かります。そこでゆとりを持った教育を、、、はっきり言って、無理。
結局ふたを開けてみると、さらにゆとりがなくなり、理解に時間がかかる子を切り捨て、総合的な学習でも、何をやっていいのか分からない教員が、「じゃあ、学年で一緒にやりましょ?」などといいながら、児童そっちのけの押しつけ問題解決をやって、「活動あって指導・評価なし」の現状。
施行1年を待たずに(というより施行前から)10年持たないと言われる始末。
お偉いさんたちにお願い。もっと自信を持ってください。
国民総評論家時代の今、教育行政は、学級崩壊状態です。

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